日本刑法学会第103回大会への参加

標記研究大会の、「普遍的管轄権の事例研究」と題するワークショップに参加し、報告してきました。北海道大学の横濱先生が企画して下さり、同先生に加え、信州大学の久保田先生、京都大学の高山先生といった、刑法の先生方が各国での普遍的管轄権行使の実例を挙げて報告して下さる前段階の報告として、国際法の観点から、普遍主義・普遍的管轄権がどのように説明・考えられているか、について報告しました。博士論文執筆時にさんざん考えたテーマなので、新しい論文を読んだり、実行が出てきても、当時固めた考えは早々変わらなかったです。でも、久しぶりに管轄権の理論的な問題を考えることができて楽しかったです。機会を下さった横濱先生、日本刑法学会に感謝です。