本サイトについて

本サイトは国際法・海洋法を専門とする瀬田真(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)が作成・管理するホームページです。国際海洋法を中心とする自身の研究及びそれに関連する事柄について発信しています。研究室への進学を希望する方、海洋法についての質問がある方はContactより気軽に連絡してください。

プロフィール
1983年茨城生まれ。早稲田大学法学部卒業後、LSE、早稲田大学法学研究科で修士(法学)・法学(博士)を取得。2013年より早稲田大学比較法研究所助手、2015年より横浜市立大学に勤務し、2023年より早稲田大学アジア太平洋研究科において研究・教育に従事

持続可能な海洋法学とは
海洋は領海・排他的経済水域・公海と人工的に区分され、その利用は原則自由とされてきました。しかしながら、それでは、人工的に引かれた線を越える海洋生物を守ったり、線を越えて賦存する鉱物資源を持続的に利用することはできず、そもそも線を引くことが紛争の一因ともなっています。現在の海洋法は、海洋の自由から海洋の管理へと向かう途上にありますが、持続可能な海洋法学とは、その管理、より適切に言うのであればガバナンスを持続可能な形で行うことを模索する学問です。

基本書を用いた解説
海洋法は日々のニュースなどに関係します。このサイトでは、そうしたニュースになどを題材に、2025年に出版した基本書Xを用いて、海洋法の観点から解説します。
2025年に出版された基本書になります。こちらの基本書に依拠しつつ、日々の問題を、海洋法の観点から説明します。