標記論文をMax Planck Yearbook of United Nations Lawの海洋法特集号(Challenges and Opportunities for the Law of the Sea at a Time of Crisis)に発表しました。Max Placnk比較公法・国際法研究所の出版物ということで、こちらも出版までのサポートが大変手厚かったです。タイトルが示す通り、漁業補助金協定が海洋法条約の権利義務にどのように影響を与えるか。沿岸国が、IUU漁業を行った船舶の認定をすることが可能な点が漁業補助金協定の特徴であることから、その意義を意識して分析したつもりです。旭硝子財団の助成を受けての研究の一環で、とりあえずしっかりと出版できてホッとしています。