標記研究大会に参加し、「地域漁業管理機関による生物資源保存管理措置の発展と実施」と題したパネルで「地域漁業管理機関による IUU 漁船リスト化の発展」という報告を行いました。パネルの企画を初めて行ったのですが、企画責任者と報告者はあまり兼ねるものではない、というのが一つの反省。座長の鶴田先生、コメンテーターの児矢野先生、そして、一緒にパネルでの報告をして下さった猪又先生・來田先生のお陰で良いパネルになったのではと思います。感謝です。報告後に頂いたご意見からは、基本的に高く評価してもらえたのではと感じています。一番の課題は、この手の細かい話を、国際法学会といえど、国際漁業法・RFMOについてあまり知らない方にどう伝えるか。専門性(細かさ)を失わずに、多くの人に理解してもらう。新ためてその難しさも感じました。とはいえ、久しぶりの国際法学会での報告は良い経験となり、学会・研究大会を運営して下さっている先生方に感謝です。